突然ですが、人間は匂いによっても感情が大きく
左右されるものだということをご存知でしょうか?
これといってタイプでもないのに
なぜかあの女性に妙に惹かれる…、
そんな瞬間はないですか?(^-^)
そこにはおそらく、
眼には見えない「匂い」が関わっているのです。
その最たるものが女性の「フェロモン」でしょう。
そして、体内で生成されないものでも、
フェロモンと同様、匂いによって様々な効能があるものが
いわゆるアロマテラピーです。
アロマテラピーとは、花や植物から抽出した精油を使い、
リラクゼーションや心身の健康維持などに
役立てようというものです。
今回は、その中でも「精油の宝石」とも呼ばれる
「ジャスミン」についてお話ししたいと思います!
■ジャスミンで濃密な夜を・・・
ジャスミンの匂いはあなたもよくご存知ですよね。
ジャスミンティーから立ち昇る
あのなんとも品の良い甘い香りのあれです。
実はこのジャスミン、歴史的には
古くから「媚薬」として使われているのです。
特に有名なのは、
あのクレオパトラがジャスミンを
使っていた、という説です。
彼女は敵対する将軍にジャスミンの香りを嗅がせて
欲情させ、それにより、
「クレオパトラを
自分のものにしたい・・・」
という感情を抱かせることで、相手を自分の虜にし、
結果的に敵国を自分の手中に収めた
というエピソードがあるほどです。
また、インドやアラビアでも、ジャスミンは
古くから催淫作用のある香りとして使われてきました。
「夜に香りが一番増す」と言われるように・・・
ためらいを取り除いて本能を呼び起こし・・・
人間としての欲求を開放する花とされ・・・
「夜の女王」の異名まで持っています。(^▽^)
さてその作用については、ズバリ
●ナイトライフに自信がない人
●ナイトライフに不安や恐怖を感じている人
●もっと大胆になりたいと思っている人
など、いわゆる「心の問題」を原因とする
活力低下・活力不足のサポートに役立つと言われています。
というのも、このジャスミンの主な成分の一つ
「酢酸リナリル」は、脳内神経伝達物質の一つである
「セロトニン」の分泌バランスを
改善する働きがあるためです。
セロトニンは、快感や恐怖などを司る
他の神経伝達物質などの情報をコントロールし、
気持ちに安定をもたらす作用を持つ物質です。
ストレスの多い現代社会では、
気持ちを落ち着かせようとするあまりセロトニンが
過剰に分泌されることが多く、理性というブレーキが
掛かり過ぎている側面があります。
それが、時に、
男性パワーの発揮を阻害する要因にもなるので、
ジャスミンの香りでセロトニンの分泌バランスを調整し、
気分のリフレッシュを図ることで、心の問題を原因とする
活力低下・活力不足の対策ができると言えるのです。(^-^)b
また、ジャスミンはセロトニンの分泌を促すと同時に、
“人をその気にさせる”作用もあると言われています。
例えば、ベッドの上で意中の人と一緒になったものの、
緊張してしまい、どうしても本来のチカラを出せない・・・。
そんな時には、ジャスミンの香りが
緊張をほぐすと同時に、
気分も盛り上げてくれます。
それから、ジャスミンに含まれる「ゲラニオール」
という成分は、女性のフェロモンといわれる
「エストロゲン」の分泌を促す効果があるため、
結果的に男性、女性ともに性的な感情を高める作用が
期待できます。(//▽//)
さらに、ジャスミンは肌にも良いとされており、
乾燥肌、敏感肌を整える働きがあります。
なので、場合によっては、
マッサージ用のジャスミンオイルで
パートナーとマッサージし合うのも良い方法です。
きっと、より一層二人の気持ちの高ぶりを
感じられることと思います。
ちなみに、そんな手間をかける時間がないという方は、
枕元でジャスミンをアロマランプで焚くという方法でも、
もちろん成果が期待できます。
気分がゆったりとして、いつの間にかあなたの感情も
高まってくるかもしれません。
人間は雰囲気を大切にする生き物。
ぜひ手軽に試すことができるジャスミンのアロマで
パートナーとのムードを高め、
濃密な夜をお過ごしくださいね。
■【参考資料】
「パイは興奮を高める?」
■【参考資料】
「メンソールのタバコで活力が低下する?」
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★★今日のポイント★★
ジャスミンのオイルは「精油の宝石」と
呼ばれるほどで、古くからその働きに定評があり、
重宝されている。活力面への作用としては、
男女ともに高揚感をもたらすだけでなく、
気持ちに安定をもたらすなどの働きもあるので、
心の問題を原因とする活力低下・活力不足にも
良い影響をもたらす。
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