「動脈硬化」というと、
ちょっと難しいイメージのある話かもしれませんが、
できるだけ簡単にお話しますので、
少しだけお付き合いください。
男性は年齢を重ねると、
一般的に活力低下の発生率が
増加してくるものですが、
イギリスのトーマス病院の研究によれば、
その原因の一つに「動脈硬化」が影響している
という報告がされています。
動脈硬化について非常に簡略化して説明すると、
1.喫煙や悪い食生活、糖尿病などによって
血管の機能が破壊される。
↓
2.そこに悪玉コレステロールなどが入り込む。
↓
3.脂肪性の「デキモノ」ができてしまう。
↓
4.デキモノが血管を詰まらせたり血流を悪くする。
といった流れになります。
この、
「血管内に悪いデキモノができ、血流が滞った状態」
= 「動脈硬化」
が下半身の血流にも悪影響を及ぼし、
活力低下に繋がってしまうというわけです。
彼らの調査によると、
平均年齢59歳の男性130名の被験者のうち、
心臓の周りに動脈硬化の傾向が見られた人の65%が、
活力低下・活力不足を起こしていることが
分かったそうです。 ∑( ̄Д ̄;) ガビーン…
普通、動脈硬化を起こすと、
心臓の冠状動脈であれば心筋梗塞や心不全、
脳であれば頭痛や脳卒中という
深刻な症状が出ます。
それと同時に、身体全体の血液循環が悪くなり、
しびれや冷え、だるさ等が起こることが多いのですが、
今回の調査を踏まえると・・・
そこまで状態が進んでいなくても、
血流を悪化させる「デキモノ」の影響により、
ナイトライフに関わる器官に血液が巡らなくなり、
その結果、活力低下にも繋がってしまっている
と考えられます。(-.-;)
そう考えると、簡単に言ってしまえば、
動脈硬化を起こさないことが活力低下の予防
にも繋がります。
動物性タンパク質の摂取量を減らしたり、
喫煙をやめる(減らす)。
定期的な運動を心がけるなど、身体の健康に配慮し、
コレステロール値を下げる気遣いなどを忘れなければ、
毎日の健康に役立つとともに、
夜の元気にも繋がっていくことは間違いありません。
( ̄ヘ ̄)
「健康的な生活が元気な活力を生む」
当然と言えば当然ですね。
さっそく私も、
今日の昼食は大好きなコッテリ系ラーメンを我慢し、
野菜炒め定食にしました。(^▽^;)
■【参考資料】
「怒ると男性パワーが弱まる?」
■【参考資料】
「メンソールのタバコで活力が低下する?」
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★★今日のポイント★★
動脈硬化は下半身の血流悪化を招いてしまうため、
男性の活力低下や活力不足の原因となる。
動脈硬化の対策として食生活改善や運動に
取り組むことは、活力低下の改善・予防にも繋がる。
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